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◆「道しるべ」をご存知ですか? |
○みなさんは赤津の町のいたるところに陶の置き物と木で作られた看板があるのをご存じでしょうか?やきものの町『赤津』には国の伝統的工芸品に指定された赤津焼を代表する7種類の釉薬があり、その赤津焼『七釉』にちなんで付けられた道『七釉ロード』があります。
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○その道を訪れた方にわかりやすくご案内し楽しい窯めぐりをしていただくために、フォーラム東明のメンバーで建てた手づくりの『道しるべ』なのです。
各所の陶の置き物は、『織部街道』では『織部釉』、『黄瀬戸街道』では『黄瀬戸釉』・・・といったように、道の名前につけた釉薬を掛けて作られたやきものになっています。
また、各所置き物の頭上には表情豊かな動物たちやお地蔵様などかわいらしいキャラクターたちが迎えて目を楽しませてくれます。
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◆各所の「道しるべ」をご紹介いたします。赤津に来られたらぜひ探索してみて下さい! |
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●『織部街道』道しるべ
○織部釉…土灰・長石・千倉(花崗岩の風化したもの)を使い、銅へげを加えると深みのある緑色になる。それが赤津焼の青織部の特色である。
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●『古瀬戸街道』道しるべ
○古瀬戸釉…茶入れ、水指など茶道具に多く使用されている。特に渋手紙の古瀬戸は有名。 |
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●『黄瀬戸街道』道しるべ
○黄瀬戸釉…酸化による焼成で、釉薬に含まれる少量の鉄分が上品な黄色に発色する。 |
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●『御深井街道』道しるべ
○御深井釉…尾張徳川家が名古屋城御深井丸の庭に築窯し、尾州御庭焼と称して焼物を焼いたのでその名がついた。呉須で絵付けをした上に灰釉を掛けて還元焼成した作品はすばらしい。
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●『志野の小径』道しるべ
○志野釉…風化長石のみを釉薬として使用し、たっぷりと施釉して強還元で焼成する。下地に鬼板を掛ければ鼡志野になる。 |
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●『鉄釉坂』道しるべ
○鎌倉時代になると鬼板粘土を使用した茶色の焼物が出現した。中性で焼成するのが一般的である。 |
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●『灰釉坂』道しるべ
○平安時代前期にはじまり窟窯で焼成されたため、自然釉であった。現在は木灰(なら・楓・松)に長石 ・千倉を少し混ぜて釉薬を作る。 |
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